「ごめんし」 または「おもらいさん」
2012年 04月 05日
「先日、東京多摩地区の東大和に住んでいた知人から、昭和50年ころまで家にしばしば謎の客人がひと月に一度くらい来訪し、素性がわからないのに家の人たちは丁重に接待していたという話をききました。
なにか芸をしたのかと尋ねると、特にそんな様子はなく小一時間ほど座敷で話し込んでからどこかへ消えていくということでした。
風情はみすぼらしく部屋にあげるのもためらわれるような感じだったそうです。
名前は名乗らないので家族は勝手に「ごめんし」あるいは「おもらいさん」と呼んでいたとのことです。
この知人のお母さんはまだお元気で、その頃のことを覚えているそうです。
もし興味がありましたらお問い合わせください。お待ちしております。」
ちなみに小沢さんからの返事はありません。