ブラジル連邦検察に拍手
2016年 01月 23日
以下朝日デジタル2016・1・20より引用
ブラジル政府は8月のリオ五輪に向け「みんながブラジル」と題した宣伝キャンペーンを開始。「人種や思想、宗教が違っても国民は一つ」「私たちは2億人のチーム」などと呼びかけてきた。
しかし12日、同国連邦検察は、ただちにこれらを停止するよう大統領府に勧告した。
担当検察官はこの内容が「明らかに政治的、イデオロギー的で、大統領と政府を利するだけのもの」と痛烈に批判。
年間10%超のインフレ率や約9%の失業率、年間5万8千人の殺人件数などに触れ、「自画自賛的なナショナリズムと愛国主義を掲げ、五輪がブラジル全体に利益をもたらすかのような印象を与えている」。「大統領や政府への好意的な感情を抱かせ」「五輪さえ開けば、すべての不幸が消え去るかのような印象を与える」と指摘している。
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