自民党の改憲案 9条2
2017年 04月 30日
第2章「戦争放棄」を「安全保障」へ変えるのは「戦争」するためだろう。
そして「国防軍」も作るらしい。
2項の3で「国防軍」は
「公の秩序を維持し、又は国民の生命若しくは自由を守るための活動を行うことができる。」
となっている。
政府に異議を唱え行動するだけで「公の秩序」を乱していることになるだろう。
「国防軍」、ほかの国が攻撃したときに闘ってやっつけてくれるようなイメージがあるが、
国家と国家の正規軍がガチンコで戦う時代ではない。
今も収まらぬ世界各地の戦争は、「正規軍」と反政府勢力の対立。
銃口やミサイルは「政府」に異議を唱える「国民」に向けて容赦なくぶち込まれる。
さて「国防軍」設立の効果だが、実際にぶち込まなくても委縮させることができる。
軍隊はそもそも国民を守るふりをして、時の政府権力者を守る道具にすぎない。
国防軍に殺されたくなければ、犬のようにしっぽを振りながら、
政権バンザイと叫ぼうではないか。
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