a0163788_18430937.jpg



なにもかも面白くて、これは行かねばと思った次第でありますが・・・
先立つものが先立たないので、最低でも「台湾」!
と決心させられた名著



a0163788_18443746.jpg


こんな記事にもソソられるわけで橋やトンネルとかくぐることもあるわけだし
電車の場合は架線に凄え何万ボルトなわけだし・・・

だいたい大荷物を背負いながら屋根によじ登る体力がワタクシにあるのだろうかとか
雨とか降ってきたら、そりゃ思い出にはなるけど同行者がいたら気の毒。

あ、台湾は屋根に乗らないようです。

著者の高橋さんにはアッパレ。









[PR]
by HoppyKosey | 2017-05-13 00:33 | 本のこと | Comments(0)

a0163788_21342398.jpg
現代美術展に行くことが多いワタクシにとって、かゆい所に手が届く本。

企画から資金繰り、制作委託や貸借契約、保険、会場設営や運営、宣伝やカタログ製作などなど具体的な説明にいちいち頷かされる。
巻末に収録されている契約書のサンプルなども参考になる。

そもそもこんな本を買う人は限られているだろうが、
それでも極めて丁寧に現場を説明してくれた著者難波祐子さんに感謝する。

こんな希少な本もamazonなどで中古が手に入る。
つくづく便利な世の中になったものだと思う。












[PR]
by HoppyKosey | 2017-01-17 00:32 | 本のこと | Comments(0)

「牛と土」 眞並恭介著

a0163788_2059862.jpg


福島の被爆地で殺処分を受け入れずに今もたくさんのうれなくなった牛を飼い続けている人たちのルポ。

第1章の最後にこう書いてある。

餓死にしろ安楽死処分にしろ、どうせ牛は殺されて肉になるのだから、という人がいる。だがそれは「幸せな死に方」なのか。やっぱり牛にとっては屠畜場で肉になり本来の使命を全うするのが、一番幸せな死に方に思える


牛飼いたちは、被爆の生き証人として被爆の影響を追跡するために牛を飼い続けるべきだとし、また自分自身も警戒地域で牛とともに被爆し続けることで健康面での貴重なデータを残せると考えている。
一方、行政は殺処分が基本であるとし、飼い主が自分の牛に餌を与えるため牧場に立ち入ることも警戒区域内であることを理由に認めようとしていない。

牛飼いの一人である「希望の牧場」の吉沢正巳氏は全国に餌代などの寄付を募っているほか、たびたび上京し政府や人々に訴えている

銀座のエルメスギャラリーで開催中の「境界 高山明+小泉明郎展」で高山氏による「希望の牧場」の牛たちが映像作品として紹介されていた。モリモリと餌を食む牛たちの力強い鼻息が印象的だった。

この日、ワタクシが霞ヶ関から銀座へ歩いていると、奇しくも「希望の牧場」の宣伝軽トラが通りかかった。けん引されたトレーラーには「望郷の牛」

a0163788_2059506.jpg

写真は「やま本宗補の雑記帳」のサイトからお借りしました。


*「望郷の牛」 The Cow with Nostalgiaは知足 美加子(ともたり みかこ)さんが制作、震災後「希望の牧場」に寄贈されました。
[PR]
by HoppyKosey | 2015-09-25 00:57 | 本のこと | Comments(1)

a0163788_20465874.jpg


原著名は NO PLACE TO HIDE

アメリカ政府の諜報機関NSAが、国内外の電話やメールを盗聴し保存していることを告発したスノーデン。
アメリカ当局による指名手配中のスノーデンは今、ロシアで暮らしています。

日本も情報収集対象国、ワタクシの個人情報もすべて監視されているようです。
Microsoft、Yahoo!、Google、Facebook、YouTube、Skype、Appleなどが協力しているからです。

また出荷前のPCに仕掛けをすることも日常的だそうです。
ワタクシがDELLのパソコンを買った時、スノーデンはDELLの社員で日本に住んでいました。

中国政府のネット監視や個人情報保護法なども、
NSAがやっていることに比べるとチッポケなことに思えます。

これでは政府の誤りを正すことなどできませんね・・・・
暗殺されるのがオチでしょう。
[PR]
by HoppyKosey | 2015-05-18 00:45 | 本のこと | Comments(1)

a0163788_20575537.jpg


植民地支配 家父長制 貧困 斡旋業者 戦場と「癒し」・・・・
様々な観点で多角的、冷静に分析しています。
引用や繰り返しが多いのですが、「従軍慰安婦」を知るにはいい本でオススメ。
なるほどな、 と納得させられる箇所がたくさんありました。
以下は抜粋です。

この本、今、韓国で発行禁止をめぐる訴訟になっていて、まさに労作といえます。




「朝鮮人慰安婦をめぐる複雑な構造に向き合わずに、慰安婦をめぐる責任の主体を日本国家だけにして単純化したことは、逆にこの問題への理解を妨害し、結果的に解決を難しくした」 p114

「国家や社会や家族によって遠くへと移動させられ、つらい体験を強いられていた慰安婦たちを、そして帰ってきてからも数十年の間、同じく国家と社会と家族の冷たい視線にさらされながら苦痛に満ちた生を営んできた彼女たちを、90年代からまた、あらたに20年以上も<韓国の自尊心>の中心に立たせてしまったのは、酷なことではなかっただろうか。彼女たちに<正しい民族の娘>の役割を要求してきたのは、果して彼女自身のためだけだっただろうか。」 p166

「完璧な被害者であることを確認し続けようという欲望は、日本兵に対する愛も、庄宣仁業者や綾に対する憎しみも、解放後50年も続いた韓国人自身の冷たい視線も覆い隠してきた。「慰安婦問題」とは、そのような欲望と期待が優先され、当事者たちの<今、ここ>の苦痛は十分には顧みられなかった問題でもある。」 p167

「日本の植民地支配によって韓国が受けたいくつもの苦痛は、当然ながら記憶され続けるべきものである。しかし現在の慰安婦問題をめぐる韓国の記憶は、日本のみの特殊なことと理解して、避難や怨恨の対象にするだけに留まっていて、なぜそうだったのかを考えさせることを不可能にする。」 p169

「慰安婦問題は<共生があったかどうか>以上に重要な問題、男性により女性の強姦や輪姦が、国家や男たちによって許されていた、という問題をわたしたちに突きつけている」 p216


[PR]
by HoppyKosey | 2015-03-19 00:56 | 本のこと | Comments(2)

a0163788_19150049.png
a0163788_19151405.png
a0163788_19153481.png



すぐ返してくれるならお貸しできます



君の心が戦争を起こす
茶色の朝
戦争プロパガンダ10の法則











[PR]
by HoppyKosey | 2014-07-18 00:14 | 本のこと | Comments(1)

原発ホワイトアウト

現役官僚による告発本として話題の「原発ホワイトアウト」

ふむふむ、なるほど・・・
そうなのか

と読み始めたがだんだん気分が悪くなってきた。

政治・官僚・企業の利権を失うまいとする反市民的癒着、
これが本当ならこの国の「政府」は腐っている。

告発をしているが、展望は示さないから絶望を与える作品といえる。


作品で登場する人物のモデルは

新崎県知事 伊豆田清彦 → 新潟県知事 泉田裕彦
保守党 山野一郎 → 自民党河野太郎
参議院議員 山下次郎 → 参議院議員 山本太郎
海土弁護士 → 海渡雄一弁護士
中央大学教授 大木 守 → 中央大学法学部教授 只木 誠
元経済産業大臣官房付 古賀茂明→古賀茂明

玉川京子 → 誰だ?
日本電力連盟 小島巌 → 誰だ?
経済産業省 日村直史 → 誰だ?
保守党 岩崎幹事長 → 誰だ?
日本経済団体連盟会長 蔵田六郎 → 誰だ?
原子力規制庁課長補佐 西岡進 → 誰だ?
保守党衆院議員 赤沢浩一 → 誰だ?
経済産業大臣 佐藤行雄 → 誰だ?
保守党経済産業部長 木原 英治 → 誰だ?


ところで特定秘密保護法が公布された。
こういう本は書かれなくなるかもしれない。
[PR]
by HoppyKosey | 2013-12-22 00:51 | 本のこと | Comments(1)

a0163788_22321626.jpg


ミシェル・トゥルニエはデフォーの「ロビンソン漂流記」を下本にした「フライデーあるいは太平洋の冥界」で作家デビューしている。
彼は数年後、これを子供にも読みやすいように手直しし「フライデーあるいは野生の生活」として発表した。

この作品はどちらも「ロビンソン漂流記」よりはるかに示唆に富み哲学的だ。単なる冒険小説を超え、人間とは何かをいろいろな寓話の中で考えさせてくれる。

ワタクシが「太平洋の冥界」のほうを初めて読んだのは20年も前だが、断片的ながらいろいろな場面はずっと覚えていた。

ヘソイノシシの真似をして浸っているうちに人間性を失い堕落していく泥沼。
笑うことを忘れないよう犬に笑い顔を教えること。
野生山羊のボスを倒しその皮で大きな凧をつくり魚を獲る話。
火薬を塗りたくった木に火を放ったときのパチパチはじける音と輝く光の美しさと。

書き始めるときりがない。

最近、図書館でたまたま「野生の生活」を見つけ、久しぶりにこのワンダーランドに再会した。
「冥界」も「野生」も絶版、古本でもかなりの値が付いている。
[PR]
by HoppyKosey | 2013-10-20 00:30 | 本のこと | Comments(1)

ふりがなをお願いします

旅行記や民俗学の入門本が好きなのだが、読みにくい人名や地名にはふりがなをつけてほしい。
新聞やネットもお願いします。

ちゃんとした読み方がわからないまま読み進むと、なんだかおさまりが悪い。
[PR]
by HoppyKosey | 2013-08-13 00:16 | 本のこと | Comments(2)

花まつり  栗原知子

困難な時代って、いつだったのだろう。
今じゃないとすれば。
人々 は両の掌に目を落とし、
すでに書かれた罪悪と書かれようとしている罪悪とを読んだ。
再び面を上げたとき、頭上 には桜が開いていた。
それはいつもより早く美しく咲いたくらいだった。

春。
絵本を閉じたあとの寝室で、母親は小さな子に希望を説いた。
説きながら、胸に冷たく落ちる絶望とも見つめあう。
洗面所で身を折る間、彼女の心にはこの世の美しいものが去来する。
地中に眠るエメラルド。まだ誰も見ない花畑。谷間を行く牡鹿。
布団へ戻るその顔は孤独さで輝いている。
お母さんはきっとよい赤ちゃんを産むだろう。子供は安心して眠った。

花が落ちて紅い萼だけになっても桜は桜だったし、
もしかしたら花の頃よりもっと桜だった。
ぼやぼやと熟れる視界はどこへ向かうのだろう。
ハッピー・バースデー、
散り落ちた花びらの上で人々 はそっと掌を合わせた。
ハッピー・バースデー・トゥー・ユー。
お誕生日席の釈迦像を囲んで甘茶がふるまわれ、
空は素っ気なく晴れわたり、
こうしてまたひとつ、名のない春が見送られていく。



(朝日新聞 4月23日より)




今日はワタクシの誕生日。
誕生日が同じ日の知人、

詩人のIさん、昨年鹿児島から横浜に戻ってきた。
BBBrithers & PetiteMaisonのドラム小島さんは京都にいる。
ハモンドショップの山本社長は大阪の長居。
仕事仲間のFさんは横浜駅そばに住んでいる。
[PR]
by HoppyKosey | 2013-04-30 21:51 | 本のこと | Comments(1)