余震

阪神淡路地震のときボランティアで避難所に泊まり込んでいた時のこと。

家に残してきたものをとってきてほしいと被災者に頼まれることがあった。身寄りがない一人暮らしの老人だ。

家の前まで一緒に行く。家の周りにテープが巻かれて赤い紙が貼られている。
赤い紙は危険なので撤去、居住不可。黄色の紙は補修すれば居住可という印。

傾いた家の中に入るのは難しい。玄関の扉や窓はまず開かないし、壊れた窓からなんとか入ったところで室内は家具が転倒しガラスが散乱していて、体重を置くべき足元に困る。

おばあさんのいう、「最初の畳の部屋の箪笥の一番上の引き出しに入っているはずの書類の包み」がどれなのか見当がつかない。

床や壁や天井が傾いた家というのは平衡感覚がおかしくなる。無駄に踏ん張ってしまって思うように動けない。

もしこのとき強い余震が来たら閉じ込められて死んでも不思議はない。

夜のボランティ・アミーティングで、今後しばらくは「赤い紙の家」には入るのをやめよう、ということになった。

次の日、別のおばあさんに、そこの先の家やねんけど、トーチャンの位牌を仏壇から持ってきてくれんかなあ、と頼まれた。
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by hoppykosey | 2011-02-26 22:27 | ひとこと | Comments(1)

季節


春はびくびくやってくる

夏はドカンとやってくる

秋はするりとしのびこんでくる

冬はいつの間にか居すわっている



というようなことを、昔、誰かが教えてくれた
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by hoppykosey | 2011-02-26 21:44 | ひとこと | Comments(1)


日本で一番低い山は?

日本で一番短い川は?


これは、考えてはいけない事柄の一つであります。
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by hoppykosey | 2011-02-24 21:42 | ひとこと | Comments(1)

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国内の最短国道は174号線で長さは187.1mだそうです。
地図で見たら神戸税関の横から、高速を横切って終わっています。

最短県道となると山口県の広島県道204号安登停車場線。
長さが10.5m、幅が18.7m ということは幅のほうが長い。
写真では道路というより駅前広場の一部にみえます。

へぇ~ とは思いましたが、いずれもグーグルアースで満足です。
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by hoppykosey | 2011-02-24 21:37 | ちょいとびっくり | Comments(1)


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弘前のホテルを遅めにチェックアウトして列車で青森へ。

駅の脇に保存されている青函連絡船を見物したりするうちに昼食どきになる。
薄暗い横丁の奥に一つだけぼんやりとした赤ちょうちんを発見。

紫のガラス扉を押すと店内は重くどんよりした空気、換気してないなぁこりゃ。
床の石油ストーブのやかんがチンチン鳴ってる。カウンターの端っこには8トラックカラオケ。
いらっしゃい、と、靴下を目いっぱい重ね履きしているどんよりしたおばちゃん、厨房でテレビを見ていた。

今日はもう帰るだけだし、切符はあるし、特に買うものもないし、駅前だし・・・・
どんどん気分が開放的になっちゃって、煤けたホワイトボードの「今日のおすすめ」をあれやこれやと暴飲暴食。

焼いてもらったハタハタは頭とひれ以外みんな卵。体がパンパンにはち切れそうだった。

この卵、一粒5mmくらいで、やたら弾力が強く、皮が厚くて噛んでもプチっと破れない。
ゴムみたいでいつまでも口の中に残るから腹が立ってくる。こんなにたくさん抱えなくてもいいだろ・・・・

肉は僅かしかなくて、はらわたなんか申し訳程度に黒ずんで染みている程度。
こんな体でよく生きているなあ。
産卵後は細っそりしちゃって別の魚みたいになるはずだ、もしかしたら死んじゃうのか?

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千鳥足のまま特急で青森から八戸へ、ひと眠り。この特急は新幹線に接続していて八戸での乗り換え時間がほとんどない。ふた眠り後はもう東京、帰りはまことに速かった。


*これにてこの連載はおしまいです。お粗末さまでした。
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by hoppykosey | 2011-02-23 22:24 | 出かけた | Comments(1)

リス



江の島の江の島神社に行ったら、木立からしきりに、ゲゲゲゲゲッ という大きな鳴き声がする。

見上げると枝の葉っぱが揺れている。

鳥と思ってたら黒っぽい ケモノ

体長30mくらいで枝にへばりついてゲゲゲと鳴いている。

あれま、おっきな リス。  

たくさんいてあちこちから声が聞こえる。

リスも鳴くんだなあ。
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by hoppykosey | 2011-02-22 20:19 | 出かけた | Comments(1)

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西条秀樹の「ヤングマン」は、なぜ ワーイエム シィエー♪ と繰り返すのだろう・・・・
そもそもYMCAとはキリスト教のボランタリー組織じゃないのか・・・?

そんな疑問を抱きながら「場」の雰囲気に強要され、不本意ながら両手でY・M・C・Aとかやっちゃったことがある。残念だ。

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原曲をうたっていたのはアメリカのビレッジピープルというグループ、この曲は1978年にビルボード2位を獲得している。西条秀樹によるヒットは翌年の1979年。

作詞はB・HENRIという人で、歌詞にあるYMCA つまりYoung Men's Christian Associationはゲイのハッテン場という隠語。

というわけで当時のゲイ・ライツ・ムーブメント(同性愛者の権利運動)が背景にあったということで一件落着。

それとは関係なくワタクシは、昔からこの歌が「ビューティフルサンデー」(田中星児)と同じくらい苦手である。
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by hoppykosey | 2011-02-21 20:20 | ちょいとびっくり | Comments(2)

ありがとう CESKO KAPPA



2011年1月29日
横浜あっとぺっぷライブ録音です。

「ありがとう」 2010年
作詞作曲・歌 ここなあきこ 編曲 ほっぴいこうせい

オリンパスLS10の一発碌りで無編集です。
鍵盤はローランドVK-8とKORGのmicroX

youtubeから聴いたほうが少し音がいいようです。
http://www.youtube.com/watch?v=7xA-V4IaHqk
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by hoppykosey | 2011-02-19 20:09 | ちぇこかっぱ | Comments(1)

さて次の日はレンタカーで県境を越え秋田の小坂鉱山と花岡鉱山へ向かう。ワタクシは鉱山が好きで今回の旅の目的地でもある。

一時期、日本三大鉱山といわれるほどの栄華を誇った小坂鉱山、その典型的な鉱山都市小坂は、ほかの鉱山都市同様、すべての命運をこのヤマに預けてきた。閉山後は金属関連技術を活かしたリサイクル産業が好調らしく町の印象は明るかった。

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当時の鉱山事務所が保存公開されていて、現役の芝居小屋「康楽館」とあわせ観光資源となっている。

資料室に掲示してあった大きなモノクロ写真パネル、深山幽谷の中に煌々と照明に浮かび上がった小坂全山を鳥瞰した構図が時の繁栄を雄弁に語っている。東北でいち早く住宅に電気が灯り「不夜城」と称され、最盛期に2万とも3万ともいわれる住民が暮らしたこの町は、山の中に忽然と存在した別世界であった。


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花岡鉱山は戦争末期、800人もの中国人鉱夫が一斉蜂起したことで知られる。鉱山鉄道の敷跡に沿ってかつての鉱山事務所があったあたりまで行ってみたが、当時をしのばせる形跡はまったく見つからなかった。
ところでこの中国人鉱夫たちの強制労働に対する損害賠償請求が2001年東京高裁で和解している。裁判の途中、高齢で原告の多くが亡くなった。


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鉱山への道中、比内町を通った。比内といえば比内鶏である。町の人に比内鶏はどこにいるのか尋ねてみたら

「うー、おらも見だごとねえよ。天然記念物だがらさあ」
「あれえ・・比内鶏の焼鳥とか鍋とかありますよね?」
「うんだなや、それは比内地鶏だや、比内鶏じゃねえさ」
ということであった。
比内町は市街地が小さくてきょろきょろしているうちに通り過ぎてしまった。

大館は少し大きな町で、比内「地」鶏の専門店を発見。親子丼を食べるが普段食べているのとあまり変わらない。ワタクシは細やかな味がわからないのだろう。

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大館市内に「日本鶏資料館 山田記念館」というのがあるということで寄ってみたら冬期休館中。建物は古い民家、狭い庭に鶏小屋がみえたが空っぽだ。

ホテルに戻り裏手の少しオシャレ系居酒屋で晩酌&夕食。これは高くついた。


**おまけ**

比内はもちろん大館あたりまで「ホジナシ怪人」が出現したことがあるようだ。
ちなみに「ちぇこかっぱ」のperc&dr奏者であるHozidoraーK氏はホジドラの東京駐在員らしい。
http://homepage1.nifty.com/nexus/neiger/

それから超人ネイガーのカルタはこちら
http://www.dfcp.net/karuta/akita.html

*不定期連載 次回は帰路泥酔
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by hoppykosey | 2011-02-19 11:26 | 出かけた | Comments(1)

列車で青森へ 五能線

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9:40 能代発 
湾曲したホームに「リゾートしらかみ号」がヌルリと到着、浮世離れしていて異和感たっぷりだ。半分くらい埋まっている車内にリタイヤ組の中高年旅行者たちがモソモソとミカンを食っている。

風もなく穏やかな晴天、架線がない単線の線路というのは風景に優しいものだ。線路はポツリポツリと海岸にへばりつくようにしている小さな集落を紡いでいく。
波打ち際の草付き岩場を走っていくが、嵐のときや吹雪のときにはとても恐ろしい光景だろう。
絶景の連続だが眠くなった、有名スポットもたくさんあったらしい。

11:43 鰺ヶ沢着
そろそろ昼飯の時間だ。ついでに駅前温泉でサッパリしようと鰺ヶ沢駅で下車。柔らかな日差しを浴びながらの昼の露天は極楽、思い出すとヨダレが出る。
やはり「港の定食」が食べたくて街並みを抜けて海岸へ向かう。「鯵」ケ沢、地名からも期待ができる。

おーっ、あるある! 海岸の国道沿いに小屋が並んでいて、白い看板に赤く大きくクッキリと「いか」。おお、美しく力強き明朝体だあ。 ずらりと続く。「いか」「いか」「いか」。
ところがあらら・・残骸モード? 一軒も開いてない。後で解ったが、やってるのは夏場だけらしい。

はるか向こうに白い建物と幟が小さく揺れているのがみえた。駅からかなり離れちゃうが行ってみたら「鰺ヶ沢相撲館」。一階に土産売り場と観光食堂、念願の「港の定食」にありついた。何食べたか忘れた。
2階は郷土の誇り「舞の海」の資料館。等身大パネルで背比べができる。

14:35 鰺ヶ沢発
ローカル線のディーゼル列車で先に進む。途中の五所川原で降りて津軽鉄道に乗ってみようと思っていたのだが、温泉と満腹でどうでもよくなりそのまま宿泊地弘前へ向かう。


16:00頃 弘前着
友人から教わった民謡ライブハウス「山唄」へ。津軽三味線の猛者たちが毎日熱い勝負している有名店で演奏開始前にすでに満員だった。年齢不詳の派手なアネゴやお祭りテンションの兄貴たちが、客を煽りながら超絶技法を見せてくれた。唄も太鼓も笛もあって沖縄の三線酒場にも似ている。
この日は1stステージだけ見て帰宿、 長い一日であった。

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*不定期連載 次回は小坂、花岡鉱山へ
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by hoppykosey | 2011-02-15 22:16 | 出かけた | Comments(1)