瀬戸内その5・・・直島 「直島銭湯」
2010年 08月 21日
今年は「瀬戸内国際芸術祭」会場にもなり多くの来訪者で賑わっていた。
豊島の産廃を運び込んで中間処理を行っていることでも話題となった。
めざすは前から気になっていた「直島銭湯」。
完成は昨年の7月、美術家大竹伸朗氏の作品であるが実際に銭湯として営業している。
外観におびただしいイタズラが隠されているから、それを探しているだけでも30分は楽しめる。
外観も素晴しいが中がまた想像を超える見事さだった。裸なので中では写真が撮れなかったからネットから画像を少し拝借。
さっそく湯船に横たわるとチーンと極楽浄土フィーリング。ああ、声が出ちゃう。
とにかくなにもかも実に美しい。
女湯と男湯の境にある象は秘宝館からやってきた由緒ただしい象だそうだ。
360度見渡す。タイル、カラン、壁画。
そして天井、ガラス越しの中庭、浴槽の底には錦絵丸見え春画・・あぁ、うっとり。
脱衣所のベンチには液晶モニターが埋め込まれていて映像作品が流されている。
この銭湯が完成したとき、さぞ島のお爺ちゃん、お婆ちゃんたちはビックリし腰を抜かしたことであろう。
入湯料500円。
これは同じく大竹伸朗氏の作品「舌上夢/ボッコン覗」通称ハイシャ(2006)、本村地区にある。
by hoppykosey
| 2010-08-21 23:05
| 美術
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