まれびと信仰
2012年 04月 08日
先日、このブログで紹介した川崎北部の「ぞうしき乞食」、東大和市の「ごめんし」または「おもらいさん」。
どちらも素性不明、どこからともなく不定期にやってくる、にもかかわらず歓待される客、ということが共通しています。
民俗学者折口信夫は、こういう人たちは「まれびと」と呼ばれ、他界からやってくる霊的な存在として人々から信仰されてきた、としています。
折口は1953年に亡くなりましたが、彼の死後も東京、神奈川という首都圏に「まれびと」がいたということになります。
どちらも素性不明、どこからともなく不定期にやってくる、にもかかわらず歓待される客、ということが共通しています。
民俗学者折口信夫は、こういう人たちは「まれびと」と呼ばれ、他界からやってくる霊的な存在として人々から信仰されてきた、としています。
折口は1953年に亡くなりましたが、彼の死後も東京、神奈川という首都圏に「まれびと」がいたということになります。
by HoppyKosey
| 2012-04-08 19:41
| 漂泊の民
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