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まれびと信仰

先日、このブログで紹介した川崎北部の「ぞうしき乞食」、東大和市の「ごめんし」または「おもらいさん」。

どちらも素性不明、どこからともなく不定期にやってくる、にもかかわらず歓待される客、ということが共通しています。

民俗学者折口信夫は、こういう人たちは「まれびと」と呼ばれ、他界からやってくる霊的な存在として人々から信仰されてきた、としています。

折口は1953年に亡くなりましたが、彼の死後も東京、神奈川という首都圏に「まれびと」がいたということになります。
Commented by かみしろ at 2012-04-09 01:55 x
他界って死後の世界?
ってことは稀人って死人なの?
怖いわ〜。
Commented by WAKA at 2012-04-10 22:49 x
ごめんし・・・どこかで聞いたような???
門付けの一種だとすると、
ひょっとすると三谷一馬さんの江戸風俗絵図なんかに
のっているのではないかと。

三谷一馬さんのは青蛙書房で初めて観たのですが、
その後中公文庫からも出て入手しやすくなりました。
(てっか、今ググったら沢山でてますね。)
by HoppyKosey | 2012-04-08 19:41 | 漂泊の民 | Comments(2)

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