Artbanka Museum of Young Artist プラハで
2012年 08月 31日
観光の中心となっているのはカレル橋という古くて長さ600mもある立派な石橋。
大勢のストリートミュージシャンや似顔絵かきがいて楽しい。
そのタモトにある古い建物のギャラリーで開催されていたAMoYAという展示会に立ち寄った。
いわゆる「ゲンダイビジュツ」で、戦争や暴力を静かに告発する作品、抑圧される人間に寄り添う作品、人間の感覚をあらためて問いなおし、また可能性を切り拓く作品・・・
ターゲットはコンテンポラリーでボーダレスだから、ここがチェコであることはあまり問題ではない
中欧は戦争の記憶が濃い。経済成長の波が押し寄せていないからだろうか
驚いたのはこの建物に礼拝堂があったことだ。天井のフレスコ画も見事だ。
中欧の現代史におけるスターリンとヒトラーは、美術シーンでも負の遺産として継承されている。
チェコアートの真骨頂はポスターアート。ちょっとひねくれたところに本物の強さがある。
チェコアートのもう一つの伝統は透明感。
これは平面作品。チェコにはだまし絵の伝統技術がある。
これはチェコらしいなあと思った作品。
さてこの2枚は展示作品ではなくて、ワタクシが会場の中で見つけたパイプとボックス。