2013年 04月 16日
卒原発
ニッポンコクミンがそれなりに工夫して、今年の夏もまた原発なしで電気は足りることになった。
大飯は動いているとしても実質は「脱原発」達成継続中。
電気代は少し高くなるだろうが、もともと放射性廃棄物の最終処理費用には踏み倒して頬被りしてわけだからこのくらい仕方ない。
しかしワタクシも廃炉費用までは考えていなかった。厄介だ。
福島で処理水の漏洩が発見された。
以前、ゴミの最終処分場見物で見た、経年疲労した汚染水遮蔽シートを貫通してブリブリ伸びる無数のタケノコを思い出した。
反原発デモに参加したとき東電本社前で抗議のシュプレヒコールがあったが、躍らされ登らされ、ハシゴを外された東電の平社員たちは気の毒でもあった。
職業柄、原発の見学招待がよくあった。
東京から敦賀などへ1泊2日の「研修」、もちろん交通費も食費も無料。
たぶんお土産もたっぷりだったことだろうし、水心魚心の輩には夜の接待もあっただろう。
行っておけばよかった。
いずれ枯渇するし、思いもよらない弊害が出てくるかもしれない。
結局、人類はそうやって(失敗を繰り返して)生きて行くのだ。