国策紙芝居を観てきた
2013年 12月 14日
先日、その研究会に行ってみた。
はじめに4つの作品の上演があった。長さはそれぞれ15分間くらい。
「敵だ!倒すぞ 米英を」
「チョコレートと兵隊」
「空の軍神加藤少尉」
「新兵と母」
どれも単純でストレート。
考えされられることもなく、娯楽としてはお気楽だ。
「チョコレートと兵隊」が面白かった。
内容はともかく、「紙芝居」というメディアは人の心への訴求力があるもんだね。
もちろん演者の実力によるが・・・
第2部は櫻本富雄さんの講演。
メディアや画家、小説家たちの戦争責任を問う話で面白かったが、話が脱線し時間を大幅にオーバー。
ワタクシはそのあとの用事があったので途中退席。
この研究会は神奈川大学日本常民研究所の非文字資料研究センターが主催、各地の
「紙芝居」の専門家たちも集合していた。
参加者にはセンター所蔵の「国策紙芝居コレクション」目録が配られた。
見ごたえがあり嬉しいお土産となった。