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国策紙芝居を観てきた

「国策紙芝居」は戦争中、こどもたちを洗脳するため製作された。
先日、その研究会に行ってみた。

はじめに4つの作品の上演があった。長さはそれぞれ15分間くらい。

「敵だ!倒すぞ 米英を」
「チョコレートと兵隊」
「空の軍神加藤少尉」
「新兵と母」

どれも単純でストレート。
考えされられることもなく、娯楽としてはお気楽だ。
「チョコレートと兵隊」が面白かった。

内容はともかく、「紙芝居」というメディアは人の心への訴求力があるもんだね。
もちろん演者の実力によるが・・・


第2部は櫻本富雄さんの講演。
メディアや画家、小説家たちの戦争責任を問う話で面白かったが、話が脱線し時間を大幅にオーバー。
ワタクシはそのあとの用事があったので途中退席。

この研究会は神奈川大学日本常民研究所の非文字資料研究センターが主催、各地の
「紙芝居」の専門家たちも集合していた。

参加者にはセンター所蔵の「国策紙芝居コレクション」目録が配られた。
見ごたえがあり嬉しいお土産となった。

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Commented by かみしろ at 2013-12-14 09:19 x
チョコレートなどと敵国の言葉を使っていいのか?
隊兵とトーレコョチ...などと右からの横文字を使っての罪滅ぼし?

追伸...右からの横文字はパソコンからでは非常に入力しにくいです。
Commented by kim at 2013-12-16 09:17 x
誘ってくれれば時間作れたのに・・・・・・・
Commented by 櫻本富雄 at 2014-09-10 11:41 x
脱線して済みませんでした。戦時下の事に触れるのは、聞き手がどの程度、戦時下の知識があるか、多数の前では分かりませんので、難しいですね。私は同じ目線で喋っているつもりですが、上手く伝わらなかったかも。
by HoppyKosey | 2013-12-14 03:15 | 映画・舞台 | Comments(3)

お気楽にどうぞ


by ほっぴいこうせい