ジャズやブルースで人気のハモンドB-3オルガンは大きくて重いため、個人で購入してもスタジオや演奏会場に運び出すことはとても大変。
だから、持ち主以外に弾いてもらうことほとんどなく「箱入り娘」のように外の空気を知らずに幽閉されたまま楽器人生を終える・・・・こんな話がつきものだ。
しかしそもそも教会のパイプオルガンの代用品として開発されたので、運搬や移動を想定していない。
運び出せないのはピアノも一緒であるが、オルガンに比べるとスタジオや演奏会場に設置されていることが多い。
日本国内でパブリックな場所に設置されているハモンドB-3オルガンは数えられるほどであろう。「ハモンド生息調査」というサイトもあるくらいだ。
アメリカのジャズクラブやスタジオなどではよく見かけるようだ。さすがジャズ、ブルース、そしてハモンドオルガン発祥の地である。