中学公民「三権分立」
2014年 07月 14日
「三権」とは「国会」「内閣」「裁判所」のことです。
これは政治権力が一つの機関に独占されていると、それが誤った場合、取り返しがつかなくなるため、あえて権力を三つに分けお互いチェックしあうようにしてあるのです。
ですから内閣がもし「閣議決定」したとしてもそれだけでは有効ではないのです。
「国会」や「裁判所」が認めなければなりません。
「国会」がそれを受けて必要な立法措置を可決成立して、はじめて有効となります。
しかし「三権分立」の仕組みは、さらにそれを「裁判所」がチェックできるようにしてあります。
誰かが「これはおかしいんじゃないか?」と訴えを起こせば裁判所の出番。
最終的に裁判所が有効か無効かを決定します。
このように慎重な手続きで政治の誤りを防止しているのです。