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4/15付朝日新聞へ苦言  

4月15日付の朝日新聞朝刊39面に、高浜原発の再稼働禁止判決に関する「考論」というコラムがあり、国際環境経済研究所長の澤昭裕さんが「司法と行政で二重の基準が存在することになり、電力会社も国民も混乱するだろう」と語っています。

しかし中学校で教わる三権分立のとおり、民主主義では政治が誤った方向に進まぬよう、あえて権力を分立させ、念を入りにチェックするようにしています。

澤さんは、司法は行政を追認すべきだといいたいのでしょうか?
それでは分立になりませんし、市民は行政を司法に訴えることができない・・
澤さんはそういっているのでしょうか?

それはともかく、朝日新聞のデスクがどういう意味で澤さんの非民主的ともいえる発言を掲載したのでしょう。
気付かなかったのか、意図的に流したのか・・・・

この判決について1面「視点」というコラムでは朝日新聞の服部編集員が「立場の違い」という見出しで、政府・電力会社と市民との対立であるとし、判決は市民視線が貫かれていると書いています。

しかし、そもそも報道は基本的に市民視線であり、政府の広報機関になってはいけないはずです。皮肉にも朝日夕刊は「新聞と9条」という連載でそのことを丁寧に語っています。

朝日新聞は混迷?
テレビ朝日「報道ステーション」の古賀氏追放も思い出します。

いづれも原発絡みです。
by HoppyKosey | 2015-04-16 00:09 | ひとこと | Comments(0)

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by ほっぴいこうせい