ハト茶ミルク
2015年 11月 26日
小学校の給食に牛乳が出たのは少し後で初めのころは「脱脂粉乳」で、ときどき「ハト茶ミルク」というのが出た。
薄茶色の脱脂粉乳で、鳩の色だから鳩茶というのだと思っていた。
独特の匂いと少し甘みがあった。
多分、学校のガキ大将が「不味い、臭い!」といったからだろう、「ハト茶ミルク」は不味い、臭いものとなり、好きだというとイジめられた。
鳩色だからじゃなくて「ハト麦茶」だった。
栄養飲料だったというわけだ。
だから私は美味しいとか不味いといった尺度で飲食してなかった。
つまり食育とは文句言わずに出されたものは全部食う..
そういうものだと思った。
味覚は消滅していった。