RAA 特殊慰安施設協会
2016年 01月 26日
「帝国の慰安婦」朴裕河氏の裁判がソウルで始まった。
朴裕河氏が示した「慰安婦」の実態は公正だと思うが、名誉毀損にあたるかについては今回は触れない。
http://hoppykosey.exblog.jp/21012671/
「慰安婦」については日本政府・軍による強制性の有無で見解が対立しているが、「慰安婦問題」は韓国内政上の「道具」なのだろうとも思う。これについても別に機会に書きたい。
当時の日本政府・軍部・日本人の「性労働」に関する意識を表しているのが
RAA( Recreation and Amusement Association)「特殊慰安施設協会」だ。
敗戦の2日後に政府は、占領軍の上陸にあたり「日本女子貞操の防波堤」として55000人の女性を集め、米兵向けの国設売春施設「RAA」を全国に開設すべく通知を発令している。
女性将校のために動員された男性もいたという。
さらに8月26日には1200万個のコンドームが国から配給されたという。
マッカーサーの到着はその後の28日であり、この機敏さと周到さ、そして発想に心底呆れる。
RAAについては、ドウス昌代の著書に詳しい。
分かりません。