港が好きなのは遺伝？

海や港はみんな好きなのかと思ったが、そうでもない人も結構いる。

せっかく仕込んだのに「海は嫌い・・・」っていう女もいたし（笑）。

ワタクシの父親は貨物船の船員で、1960年代までは地中海やアフリカなどにも行ってたが

1970年代になると貨物船がコンテナ船になり、行先はもっぱらアメリカとオーストラリアになった。

コンテナ化で荷物の積み下ろし時間が驚異的に短縮され、寄港地で下船する時間もない程になったそうだ。

ワタクシの母親は西伊豆の安良里という寒漁村の出身で、父親は鉱石運搬船に乗っていたらしい。

母親の兄弟たちもマグロ船やカツオ船に乗っていて、親戚の集まりは海の男ばかりとなった。

お前の祖先は村上水軍という海賊だ、など訳知り顔でテキトーなことをいう親戚もいた。

海賊はともかく、ワタクシが幼少期から海や船に馴染みがあったのは間違いない。

これはとっくに失効したワタクシの船の免許、海辺に住んでいて頃でずいぶん日焼けしている。

講習をうければ再交付されるらしい。

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