俗曲師 桧山うめ吉 上野広小路亭 定席
2017年 06月 11日
彼女を初めて知ったのは2004年に発表されたアルバム「蔵だし名曲集~リローデット」だった。
昭和歌謡や小唄などをダンサブルなジャズにアレンジ、炸裂するホーンセクションのなかを泳ぐように舞うようにうめ吉が三味線を弾きながらポップに歌う。
収録曲はどれも精密でおシャレ、とても気に入っているアルバムだ。
そのころ幸運にも公演チケットが手に入り渋谷の巨大なライブハウスに出かけたことがある。
満員の熱気のなかダンサーも交えてのド派手なスペクタクルに圧倒された。
ところで彼女の本業は俗曲師
俗曲が何なのかよくわからないが、彼女の本業を見に上野広小路亭に行ってきた。
彼女は寄席の色ものとしていろいろな小屋に出演している。
ばんどとはうってかわってしっとり艶やかな三味線と歌
どれもとても短く,歌というより呟き、囁きといった印象。
踊りも披露、ほっこり癒されたあっという間の20分、いいもの見たな~って感じだった。
もうベテランの彼女だがいまも生娘のように可憐で清楚なところがいと妖し。
、
by HoppyKosey
| 2017-06-11 00:04
| 映画・舞台
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