2017年 10月 17日
“ライブ アット ポンペイ” デイブ・ギルモア
昨年、イタリアのポンペイで開催されたライブの記録映画上映イベント。
全世界9月13日限りの同時上映ということでしたが日本では9月25日に東京と大阪のZEPPで開催
プレミアチケットになったとかならないとか
「1日限り」とのプロモーションだったけど29日には札幌、名古屋、福岡でも緊急追加上映されたようです。
あれれぇ?
10月初旬のある日、友人が、「夕べ立川で観てきたよ」というので半信半疑
ネットで調べたらあらま、本当にやってました(笑)。
とりあえず座席予約。
立川シネマシティTWOのC-Studio、21時ころから23時ころまでと遅い時間
立川という場所でもあり場内はガラガラ。
ここはシネコンですが「極上音響上映」ということでスピーカーが増設されていました。
5.1chサラウンドとのこと、後方スピーカーも追加されていたようですが最後列に座ったので気づきませんでした。
本物のライブにはかないませんが映画館としては最上質な爆音。
映像もZEPP公演より素晴らしい4Kだったそうで、まあ確かに細かいところまで鮮明だった気がします。
1971年 PINK FLOYDがこのコロッセオ遺跡でライブ演奏を行い映像化されました。
ワタクシは高校生の時、テレビでそれを見て強烈な印象を受けました。今でもその感覚を覚えているくらいです。
さらに再放送があった日は学校をさぼり家で観たように思います。当時はビデオデッキなどなかったのです。
今、DVD化され販売されています。もちろんギターは若き日のギルモアです。
さて今回のライブ、演奏メンバーたちが楽しげにのびやかで、ギルモアに対する敬愛が演奏に溢れています。
ギルモアの歌とギターはますます深く心に浸みます。ブルースが洗練され、昇華した神々しささえ覚えます。
現代テクノロジーを駆使した照明演出はさすがでした。
フロイドのライブで定番になっていたバリライト+円形スクリーンが健在、もちろん性能は全く上がっていることでしょう。
日没にスタート、あたりが暗くなりコロッセオが妖しく浮かび上がります。
野外ならではの生花火が炸裂したあとはレーザーの洪水、これだけでも見た甲斐がありました。
実際コンサート会場にいたらだれとでも抱き合いたい気分になったことでしょう。
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