東京MT１０周年公演 「Perfect Sick」

 久しぶりに小劇場にお邪魔。

 

ちょいホラー系コメディ、なかなか面白かったです。

えーっ？！　そんなのあり？と笑わせてくれて

最近のわたしには珍しく眠りませんでした。

 

役者さんたち、みんな上手い。

キャスティングが劇中キャラと違うような気がしたけど、そこは狙いなのかも。

 

脚本もほんのりと謎を残していて

観た後に大いに語り合いたくなるような

佳き後味でした。

ただ終盤の長台詞あたりからテンポが悪く

ラストまで間延び感あり。

トツカもあんなに何度も蘇生しなくてよいと思われました。（＾＾）

 

上手の袖奥にドアが想定されていて

出入りの時に録音の開閉音が出るのですが、

同じ音源で繰り返されると嘘っぽくなりました。

それがあえての演出だとしたら

脚本本体に手直し要でしょう。

扉の開け閉めにも

その都度表情があることに気づきました。

 

ところで３人の女優さん、みなさん見事な啖呵切りでした。かっこいいの一言です。

 

 

このところ、人はなぜ劇を演ずるのだろうと考えています。

その答えはまだまだ出そうにありません。