通りかかったのは１８時過ぎ、もう今日の運航は終わったんだろう・・・
しかし何か変な感じがしたので近づいてみると
なんとこのありさま、衝撃的でした。
錆ついてもう自力では動けそうもない観光船が５隻も桟橋に係留されていました。
２０１６年に運営会社が倒産、それからずっとここに放置されているようです。
昔はたくさんの観光客がこの船に乗って楽しい思い出を作ったことでしょう。私もずいぶん前ここに来たことがあり、その時家族と観光船に乗った記憶があります。この5隻のうちのどれかだったかもしれません。
有名観光地なのでこの景観は不気味でいただけません。
しかし船主に資金がなく撤去も解体もままならないそうです。海だったら売船も可能だったかもしれません。
この船がある夜、無人で出港していったとしたらホラー。
あるいは維新派松本勇吉氏が生きていたら、この廃船を借景とした野外芝居をやって欲しかった。
手前の桟橋にいるのが「第三十和田丸」「奥入瀬丸」「第五十和田丸」
奥の桟橋にいるのが「第六十和田丸（一番大きい）」「第一観光丸」
十和田湖宇樽部にて ２０２４年６月
