2025年 10月 02日
ショパンかぁ ピアノを習っている人にとっては登山家がエベレストを目指すようなことだろうなあ。
ピアノコンクールの最高峰といわれる「ショパン国際ピアノコンクール」
前回第18回(2018年)の本選ファイナリストに密着したドキュメンタリー作品
このコンクールは5台のピアノ(Steinway & Sons479、Steinway & Sons300、YAMAHA、KAWAI、Fazioli)から選ぶことができて
4人に3人はSteinwayを選択している。
会場があるワルシャワに滞在しながらの練習風景は興味深かった。
母のように寄り添うような優しい師匠、鬼のように細かく指摘を繰り返す厳しい師匠、オンラインでモニターを通して故郷から指示を与える師匠などさまざま。
ホテルか借家かわからないが部屋にはグランドピアノが2台。
あるファイナリストが、この曲は何万回も弾いてきたと言っていたがほかの人もそうなのだろう。
緊迫した場面ばかりだがこのコンクールの参加資格は30歳まで
僅かなオフ時間に交流する若者たちの屈託のない笑顔に救われた。
この大会では日本の反田恭平が2位、小林愛実が4位入賞という快挙を遂げ
二人は帰国後に結婚している。
明日10月3日からワルシャワで第19回ショパン国際ピアノコンサート1次予選がスタート
日本からは12人が挑戦する。
反田恭平は年齢制限で今回は出場できず小林愛実も出場を見送っている。
とりあえず私とは関係のない遠い世界のお話であった。
監督:ヤクビ・ピョンテク(2023年ポーランド)
by HoppyKosey
| 2025-10-02 00:00
| 映画・舞台
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