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2011年 10月 07日 ( 1 )

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10月2日に放映された9時のNHKニュースには言葉を失った。
これは畜舎に繋がれたまま餓死し、累々とズタボロになっている牛。



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これは飼い主が放したか自分で脱出したのか、毛並みもつやつやした元気そうな牛。
子牛には標識がないので地震のあとに生まれた子供だそうだ。
このニュースでは、こういった野生化した牛が畑や空家の食べ物を食い荒すので、行政が一斉捕獲して殺処分している、と続けていた。

しかし、それに疑問をもつ畜産家が、野生化した牛などを引き取ろうとしていることも紹介していた。

さて、自分が畜産家だとしよう。
しばらく戻れないことが確実だったなら、きっと放していったと思う。
でも二、三日で餌をやりに帰ってこられると思っていたら放しはしない。
思わぬことに「立ち入り禁止」にされても心配で心配で、夜陰にまぎれてバリケードを越えてなんとか餌をやりに帰るだろう。

しかしこの先は放射線で高濃度に汚染されていると防護服の人たち言われると、怖い。
怖くて牛のところに行ってやれないだろう。

家畜は「経済動物」であり、人のために死ぬために生まれているものなのだけどね・・・・


こちらに登山家の野口健さんによるレポートがある。
http://blog.livedoor.jp/fuji8776/archives/52166029.html
濡れた紙きれのようになったブタ、ウジムシに食い尽くされるブタ・・・・
そんな豚舎に3ヶ月間も生きながらえてブタがいて、そのブタは死骸を食いつないでいたからだという。


恐ろしくて、ワタクシはこのサイトを再び開く気がしない。あえていえば
野口さんたちをみつけて放たれて生きながらえていた牛たちが人恋しさにすり寄ってくる写真は救いであるが、この牛たちもすでに殺処分されたかもしれない。