
大きいなぁ、陸揚げされているからなおさらだ。
船体の精密で柔らかな木組みのラインが美しい、木造船というものは美術品だ。
展示資料は簡素ながら、第五福龍丸以外にもたくさんの漁船やマーシャル群島の住民に大きな被害があったこと、米ソの核実験場の住民にも大きな被害があったこと、世界の非核運動は市民がおこなってきたこと・・・など大事なメッセージを伝えていた。

実はワタクシのお目当ては福竜丸のエンジン、その破片(カケラ)を持っているからだ。
被曝後、第五福龍丸のエンジンは転売され別の船に搭載されたが、翌年(1968年)、台風により三河湾で座礁し沈没。しかし28年後(1996年)、市民運動によって海底からエンジンが引き挙げられ夢の島まで運ばれてきた(2000年)。
http://bbbrothers.exblog.jp/5197907
http://hoppykosey.exblog.jp/11093848/
無事、野外に展示されていた。
http://www.tobunken.go.jp/~ccr/pdf/39/pdf/03907.pdf