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東横線日吉駅のそばに流れていた「松の川」は暗渠になったが、川筋が遊歩道になっていて、住宅の間をくねくねと田辺邸の近くまで遡ることができる。
途中には橋の痕跡があったり湧水があったりで飽きない。
田辺さんの作品もある。
30分ほどで田辺邸到着
うへぇ、 リアルThe お屋敷っ!!!
田辺さんって大富豪だったんだ・・・・
ここで怯む
自宅を「日吉の森庭園美術館」として開放しているのだ。
開館日は不定期
恐る恐るインターホン
お出迎えの女性の品のよろしいこと、さすがである。
敷地内の林を登って降りると見事な日本庭園で手入れが大変そう
築160年という古民家は敷地の木を伐り出して建てたとさ。
そして道路側に併設されているのが彫刻家「田辺光彰美術館」
田辺さんがフィリピンやタイで集めた民具などが展示
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さてこの田辺光彰(たなべ みつあき)さん、
ワタクシが「藤野芸術の家」で働いていた時に作品制作を依頼した縁でお付き合いさせていただいていたが2015年に急逝。
遊びに来て下さいと声をかけてもらっていたが、結局、亡くなってからとなった。
先ほどの品のいい女性は田辺さんの奥さん。
お茶をごちそうになりながらいろいろな話を伺った。
田辺さんは国内外におびただしいやが彫刻作品を残しているが、ワタクシがお願いした野外巨大作品「くも」「玉虫」(2001年)のことを話すと、奥さんは即座に写真を引っ張り出し、これですねと差し出す、その記憶データベースの精確さに驚かされた。
「くも」は相模湖湖底の土を盛って作った全長10m以上の巨大作品。
ワタクシは慣れない重機で制作を手伝い作業の足を引っ張った。
やがて姿を現した「くも」の雄姿は誇らしかった。
完成時に関連イベントで「ほんち」というクモ合戦の保存会の人を呼び、こどもたちの体験イベントも開催した。
「玉虫」は流木で作られていたので朽ちて土に還ったが
「くも」は今も形をとどめている。
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