2018年 07月 26日 ( 1 )

万引き家族





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1本の小さなろうそくのように仄(ほの)かで頼りなげな「家族」は繊細なガラス細工のようでもありました。

孤独から抜けだすことが人間性を回復する、そういった話かと思います。

暮らしぶりが淡々と描かれますが終盤、一気に緊張感が高まります。

秀逸は信子を演じる安藤サクラのしなやかさ。
警察の取り調べシーンでの長回し、彼女の演技力が圧巻です。

カンヌ国際映画祭での最高賞(パルムドール)受賞もなるほどと思えました。

惜しむらくは男女の刑事役が薄っぺらで作品の綻びになっています。

祥太が凜をかばったことから家族というこの夢が崩れ去りますが、ここは脚本上でもう一工夫欲しかったかな・・・





by HoppyKosey | 2018-07-26 00:28 | 映画・舞台 | Comments(0)