このブログの更新通知を受け取る場合はここをクリック
乗り鉄 2時間で東京地下鉄13路線 東京には東京メトロ9路線...
磯丸水産での貝の焼き方 貝種別の焼き方説明が図...
相鉄-JRの報告 12月1日、実家に用...
腑に落ちない・・・ 手放したクルマに有料...
「パソコンが突然壊れた」の顛末 1年半前に買った...
桜を観る会 そもそも大した話じゃ...
はやぶさ2 帰途に 「はやぶさ2」と小惑星リ...
「カッパ御殿」 花園神社酉の市の見世物小屋 興味がある方が...
『i -新聞記者ドキュメント-』 望月記者を守らな...
相鉄線ついに 明日から相鉄線がJRと...
蓋を開けたら、群れから放れたコトバタチがわらわらと出てきて
すうっと俺の中に入り込んでしまった。
無邪気なひとたち
「オオワラワのもくもくわさわさ」
「ほくほく出て行ってしまった」
「大きく育って邪魔なような言葉」
八月
「弔うことを許されないまま」
「生ぬるく静かにとろみをおびていく」
「その声はもう私の名前を呼ぶことしかできない」
葬礼
「上がりキル前に放たなければきっとわたしが燃え尽きる」
収斂
「あらゆるものが体を閉じていく。眠ってしまうのだろう」
「私は一人真っ黒のワンピースを着ていてそれがいけなかったのだと悔いるしかなかった」
青
「不在を主張 するか ら」
ライン
「わたしは滴る」
回送電車
「何も知らないまるい夜」
先生
「手のひらを肥やす」
青灰色の瞳
「赦そうとそのひとは言った」
さようなら
「もう呼吸を数える必要はないのだ」
おとのなみ
「みぞおちの 奥のくぼみの深いところに 波紋を広げ静かに落ち着く」
土曜美術社出版販売 2018,9,30発行
、